通線ロッド架台(マルチスタンド)

平成20年度NTT西日本VE提案採用

既存(リール径650m/m)の通線器架台を取替えて使用することにより、据え置きはもちろん、バケット車からの通線も可能。また、作業スペースが確保され、且つ繰り出し作業性、安全性に優れた通線架台。

特徴

利点 : 地上繰り出しの安定化、ブレーキ機能を加えたため一人作業が可能となる高所作業車においてバケット内外に取付け可能とし、作業スペースを有効活用。繰り出し方向を問わず設置可能。

ブレーキ機能

繰り出し時に通線ロッドが自然に出ないブレーキ機構、設置時の安定により一人作業が可能

バケット設置機能

高所作業車のバケット内外に取付けられ、高所からの通線による施工効率のUP、有効なスペース確保が図れる

繰り出し方向性

繰り出し方向が360度繰り出し可能

落下防止ワイヤ

バケット使用時は、本体とバケット胴綱環にワイヤを掛ける

購入方法

通線器を新に購入するのではなく、架台のみの購入なので安価(セット購入も可能)

設置パターン

操作方法

通線ロッド架台操作方法1
1

既存リールを従来フレームから取り外す

通線ロッド架台操作方法2
2

マルチスタンドへのリール取り付け
本体、固定心棒、支えをリールに取り付ける

通線ロッド架台操作方法3
3

マルチスタンドのCD管のガイド口(B)部分だけを外す

通線ロッド架台操作方法4
4

リールの先端をまずガイド口(A)から挿入する

通線ロッド架台操作方法5
5

次にリール先端部をCD管の出口手前まで挿入

通線ロッド架台操作方法6
6

ガイド口(B)にCD管を通す

通線ロッド架台操作方法7
7

ガイド口(B)のCD管を10cmの位置で固定する

通線ロッド架台操作方法8
8

ガイド口(A)のCD管を5cmで固定する

通線ロッド架台操作方法9
9

支えを角度45度に調整し固定

使用上の注意

  • バケットに装着しての走行はしないで下さい。
  • 各部のねじは、確実に締めて下さい。
  • 作業中断や終了後は、廻り止めストッパーを掛けて下さい。
  • 作業終了後は、ロッド先端部を確実にCD管内に収めて下さい。
  • CD管破損時の取替えは、全長90cm(MF-CD-16)を使用して下さい。

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